総まとめ

 とりあえずは「こんなものだろう」という程度だろうか。


 過去に参加したβテストの中では、恐らく最もボリュームの無い作品だったと思う。もっとも、より壮大なゲームにしようとしてただ無駄に広すぎるだけで失敗したものもあるし、軽い気持ちで遊べるゲームの方が好まれる事も考えると、あるいはこれはこれで良いのかもしれないが…時間がある人には一瞬で終わってしまう内容だった。
 ボリュームが無いと言えど、今後膨らませるための工夫が至るところに見えた感じがする。スキルの熟練度によるレベルアップシステム、高価なアバター品、NPCの会話にあるいくつかの選択肢、クエストシステム。また、敵が低確率でレアアイテムをドロップっぽい。こういう部分は当たり前と切り捨てるのは簡単だけどね。希望はあるって事でひとつ。
 ゲームシステムについては再三書いた通り、くにお君・ファイナルファイトオンラインというのが最も相応しい表現だと言える。しかし、バランス調整やラグ・位置ズレの問題で、爽快感が大きく失われているのが問題だ。
 バランス調整については、何度も調整を繰り返したところは評価したいがまだまだだろう。1か10しか出来ていないのは時間不足かはたまた…とりあえず、Oβの前にCβ3が必要ではないだろうか。
 通信関連の問題も、やはりまだまだとしか言えない。贔屓目に見れば、街ではまだ仕方が無いと思う。しかし、冒険中に、ソロであっても敵の位置ズレが多々起こるのは深刻だ。敵がタメの無いさおとめです。


 とりあえず「骨を埋めてもいい」ゲームではないし、「〇〇と比べて」とは言えないゲームだろう。ま、そりゃ当たり前なんだけどね。MHFやルニアあたりと迷ってる人はそっち行った方が良いと思うけど、興味があるならやってみても良いと思う。但し、その時は、期待は禁物だと思いましょう。


 ただ、個人的には、期待したいゲームではある。良ゲーというよりは「穴埋め産業」的な成功を収められそうだからだ。やっぱ2Dアクションゲームは、僕や僕らの世代には魅力があるもの。